ウッタラカンド州山地災害対策プロジェクト
The Project for Natural Disaster Management in Forest Areas in Uttarakhand
実施中案件
- 国名
- インド
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 自然環境保全
- 協力期間
- 2017年3月~2022年3月
プロジェクト紹介
インドのウッタラカンド州では、2013年3月の豪雨により大規模な洪水と土砂崩れが発生し、4,200もの村落が被災、6,000人もの死者と行方不明者を出すという同国では未曽有の山地災害となりました。洪水により斜面崩壊した場所は、ウッタラカンド州森林局(UKFD)が管理する森林地域で発生しており、治山技術を用いた森林復旧、防災、減災対策が求められているものの、そのための技術体系および組織体制は整備されていません。この協力では、同州に適合した治山技術の開発、UKFDと他の関係機関職員の知識・能力の向上、開発された治山技術の州内およびウッタラカンド州と同様の条件を有するヒマラヤ地域他州への共有を通じ、同州をモデルとして治山技術を用いた山地災害対策の実施体制確立を図ります。これにより、同州の治山事業の適切な実施およびヒマラヤ地域他州の治山の知識・技術の普及に寄与します。