広報のための看板設置(2025年3月)
国家森林モニタリングシステム運用・REDD+パイロットプロジェクトでは、PIREDD Kwilu1の活動を多くの人に知ってもらうため、アグロフォレストリーサイトにプロジェクトの活動地であることを説明する看板を設置しています。設置計画数約480基に対し、2025年3月までで、約290基を設置しました。残りのサイト分についても、随時制作・設置を進めています。また、設置してから時間が経った看板については、塗りなおしをするなどのメンテナンスも行っています。
プロジェクトでは様々な課題に直面します。最近では、アグロフォレストリー活動や看板の設置目的が十分に理解されていないことによって、コミュニティでネガティブな噂がたってしまい、看板の設置を拒まれるという事態が発生しました。このような場合には、改めて啓発活動を行うことで土地長など村落レベルのコミュニティのリーダーやグループマンと呼ばれる広域を管轄するコミュニティのリーダーを中心に理解を得たり、セクターレベルでCLD2の組織化を行ったりして、こうした困難の予防または緩和を図っています。
新たに設置した看板(CLD Yelenge)
CLD KingalangalaとKimpimbaの看板を運ぶ様子
1 Programme intégré REDD+/Kwilu州におけるREDD+統合プログラム
2 Comité Local de Developpement:地域開発委員会