国家森林モニタリングシステム運用・REDD+パイロットプロジェクト
Project for Operationalization of the National Forest Monitoring System and REDD+ Pilot
実施中案件

- 国名
- コンゴ民主共和国
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 自然環境保全
- 協力期間
- 2019年4月~2024年3月
プロジェクト紹介
アマゾンと並んで地球の片肺と称されるコンゴ盆地の熱帯雨林。その約6割がコンゴ民主共和国に属しており、同国の森林の保全は、国際的にも解決が急がれる課題です。同国では、商業伐採や違法伐採、鉱山開発などにより年間31万ヘクタール以上の森林が失われていると言われています。同国の持続的な森林管理の能力強化のため、JICAは2012年から2017年にかけて、旧バンドゥンドゥ州を対象に、国家森林モニタリングシステム(NFMS)の基礎となる森林地図作成や地上調査の実施、森林参照排出レベル(FREL)の開発等を行いました。それに続く本協力では、NFMSの運用及びクウィル州を対象とした森林減少・劣化抑制を行うための州レベルのREDD+パイロット事業に取り組み、環境・持続的開発省及びクウィル州のREDD+を通じた持続的森林管理の能力強化を図ります。なお、州でのREDD+パイロット実施では中部アフリカ森林イニシアティブ(CAFI)の受託資金を活用しており、成果のスケールアップを図ります。