FONAREDD現地検証ミッション実施(2024年11月)
2024年10月12日から11月2日まで、FONAREDD1によるREDD+パイロットプロジェクト(PIREDD Kwilu)2の現地検証ミッションが行われました。このミッションの目的は、PIREDD Kwiluの実施状況を確認し、2024年1月に受理したCAFI資金増額の残りの支払いを決定するための十分な情報を収集することです。
評価ミッションは、FONAREDDによって雇用された独立コンサルタントのEmmanuel KASONGO氏(シニアコンサルタント)とFabrice NIKUNA氏(ジュニアコンサルタント)の2名によって実施されました。まず文献のレビューと分析、そしてターゲットを絞った対面会議が行われ、その後現場の検証が行われました。
FONAREDD事務局からCedric ILLUNGA氏、JICA事務所からEden現地職員、そしてプロジェクトから久納総括、Augustin KABAMBA現地責任者ほか現地スタッフがこのミッションに同行しました。クウィル州の5つの全てのテリトワールのうち、事前に検討した基準に従って選択された40余りのCLDや農業コンセッションを回り、現地の実施パートナーやステークホルダーとの意見交換も行いました。
ガバナンスの強化やプロジェクトの持続性、州の技術官などプロジェクト関係者の能力強化など、さまざまな提言が課題として報告されましたが、総合的には概ね良好との評価を得ることができました。
1 FONAREDD:国家REDD基金
2 REDD+パイロットプロジェクトは、中部アフリカ森林イニシアティブ(CAFI)資金と共同で実施されている。
バガタ・テリトワールのCLD(Bangumi1)と評価チームの交流
アカシア林、評価チーム、CLDのメンバー
ブルング・テリトワールにおける村落レベルの土地利用整備計画図(PSAT)の例
アカシア林とキャッサバ栽培の組み合わせ
2022年11月に行われた中間レビューの記事はこちら