プロジェクト中間レビュー実施

JICA国家森林モニタリングシステム運用・REDD+パイロットプロジェクトは期間5年間の予定で2019年4月に始まり、約3年半がたちました。このプロジェクトでは、11月7日から25日の日程で、FONAREDD()(Fonds National REDD)による中間評価現地調査が行われました。また、11月23日からはJICAの中間レビューチームもこれに参加しました。
FONAREDDの中間評価は、FONAREDDモニタリング担当のSamson氏同行のもと、外部コンサルタントのBilly Bolakonga教授およびアシスタントのEvariste-Junior氏により実施されました。また、JICAの中間レビューはJICA地球環境部の栗元氏を総括として、外部コンサルタントの石本氏により実施されました。PIREDD Kwilu(Kwilu州におけるREDD+統合プログラム)の活動が行われているKwilu州において、活動対象村落をはじめ、苗畑や植林地を訪問し、プロジェクトへの期待やこれまでの活動のインパクトについて、参加者住民らへ直接聞き取り調査が行われました。
FONAREDDの中間評価では40の村落またはコンセッションを訪問し、現地視察の終わりには、本プロジェクトの強みや課題について、外部コンサルタントからのフィードバックがありました。今後は、これらのレビューをもとに、活動の見直しや改善を図っていきます。


(注)Fonds National REDD+(国家REDD+基金)、CAFI資金のDRC側の受け皿機関。国家REDD+戦略及びREDD+投資計画に基づいてREDD+関連プログラムを実施。

過去のFONAREDD評価ミッションについての記事はこちら

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Bumba Puta村での評価団の様子

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プロジェクトでは女性の活動参加も促進しており、聞き取り調査で発言する姿がみられた(Bumba Puta村)

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既存の森林保全計画もプロジェクトで促進している。(Bumba Puta村)

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活動の広報として各植栽地には看板を設置している