NFMS DIAF地理情報課職員へのドローン研修の実施(野外実習)

NFMS(National Forest Monitoring Systems/国家森林モニタリングシステム)の構築に貢献するため、プロジェクトでは、森林・土地被覆分類図の精度向上に資する「衛星画像判読ガイドブック」を作成しています。
このガイドブックの「判読表」に掲載する資料として、ドローン空撮写真を予定しています。そこで、活動の中心となるDIAF(Direction des Inventaires et Aménagements Forestiers/環境・持続開発省森林インベントリー整備局)のGéomatique課(地理情報課)職員を対象に、「判読ガイドラインのためのドローン研修」を実施しました。先月8月には室内講義を行い、今回の研修では、野外実習を行いました。この実習は、中央コンゴ州にあるKisantu植物園で10日間かけて行われました。主な内容は次のとおりです。

  • 室内講義内容の復習
  • パイロットのテクニック
  • バッテリー充電
  • ドローン(MavicとPhantom)の組み立て
  • 写真測量、ドローンを使ったミッションのプログラミングや自動飛行の紹介
  • 自動飛行と練習

PIREDD Kwilu(Programme intégré REDD+ Kwilu/Kwilu州におけるREDD+統合プログラム)の活動が行われているKwilu州政府職員へもトレーニングをする事を検討しています。森林モニタリングでの撮影に活用するなど、Kwilu州政府職員の能力向上も期待されます。

前回のドローン研修の記事はこちら

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飛行訓練

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ドローンで撮影した風景(中央コンゴ州)