最終JCC(合同調整委員会)の開催(2025年4月23日)
6年間にわたって実施された本プロジェクトの最後のJCC(合同調整委員会)が開催されました。
事前に設定した各種目標値の達成、プロジェクト成果の対外的な波及、そしてプロジェクト終了後におけるインドネシア大学側の継続的な取り組みについて、関係者より報告がなされました。
プロジェクトが実施した各種トレーニングには延べ929名が参加し、さらにプロジェクトの成果を活用してインドネシア大学が独自に実施したトレーニングには、これまでに延べ694名が参加しています。また、プロジェクトが協力しているインドネシア大学内の組織であるidCARE.UIではIdCARE.UI Learning Partner (ILP)と呼ばれるプログラムを立ち上げ、地域の大学にサイバーセキュリティの教材と研修を提供しています。現在はインドネシアの10の大学が参加し、サイバーセキュリティ教育の充実に貢献しています。
このプロジェクトではTTT(Train The Trainer)として教員の育成に力を入れ、インドネシア大学以外の大学の教員も多く参加しました。今後は、研修を通じて習得したサイバーセキュリティの知識をそれぞれの教育機関で応用することが期待されます。
インドネシアおよび日本のすべての関係者のご尽力により、プロジェクトは無事、成功裏に終了しました。改めまして、本プロジェクトにご参画・ご協力いただいた皆さまにお礼を申し上げます。
このご報告をもって、最後のニュースとさせていただきます。
JCC風景
JCCメンバー集合写真