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第1回・2回ロップチェンルック対象「公務員制度」講義実施

ハノイ市のホーチミン国家政治学院(HCMA)にて、2019年8月より実施している第1回・2回戦略的幹部養成研修(通称「ロップチェンルック」(注))の両クラスに対し、10月3日・4日の2日間に渡り、吉田耕三人事院人事官より「公務員制度」をテーマに講義をいただきました。

半日間の講義後、計95名のロップチェンルック参加者を「採用試験」、「人事評価」、「公務における道徳」、「給与」、「組織運営」のテーマ毎にグループに分け、グループ内討議、グループ別討論の後、質疑応答を実施しました。この研修の流れは、実際に人事院が日本の公務員研修所にて実施している、政策立案過程をモデルとした研修フォーマットを応用しており、同グループ内の各関係者が課題を共有し、解決のための意見を出し合い結論を導くという流れです。グループ内討議やグループ別討論の進行にあたっては、「リーダーシップ・政策研究所」所次長、「政治研究所」所長等のHCMA教員より選定されたタスクフォースのメンバーが議論をファシリテートしました。

研修参加者はベトナム全国の党・国会・政府関係者など多岐にわたりますが、いずれのテーマも公務遂行上重要になります。研修後のアンケートでは「採用試験の重要性を改めて認識した」、「採用過程における透明性・公平性・公開性の担保が重要だ」、「給与改革において考慮すべき視点を理解した」、「客観的で公平な人事評価が必要だ」といった意見が多く挙げられました。

(注)「ロップチェンルック」については、2019年9月5日付記事参照。

【画像】

グェン・スアン・タンHCMA学院長(右)と吉田人事官(左)