戦略的幹部養成研修 第2回クラス対象「DX, AI を活用しての経済、産業開発の促進」講義実施
ホーチミン国家政治学院(HCMA)にて、2024年8月より開講した戦略的幹部養成研修第2回クラスに対し、南川秀樹元環境事務次官・日本環境衛生センター(JESC)理事長より、「DX, AI を活用しての経済、産業開発の促進―気候変動・地球温暖化GXを題材にー」をテーマに講義をいただきました。南川氏は講義において、DX、AIの進化が気候変動に与える負の側面と、緩和対策における正の側面・可能性の両面に触れつつ、日本・ベトナム含む世界各国が気候変動という喫緊の課題の中で如何に経済・産業開発を進めるべきか、リーダーに求められる取組みが述べられました。
計50名の副大臣級である参加者はそれぞれ全国の異なる機関に所属し専門性も異なるものの、気候変動や地球温暖化は共通の課題であり、またベトナムでも推進されているDXやAIについての関心は高く、「経済成長と環境保護の優先順位をどう考えるべきか」「カーボンニュートラル達成に向けて不足する資金をどう調達できるか」「DX促進のために企業に対してどのようなインセンティブを与えているか」等と多くの難しい質問が挙げられました。
南川氏による講義の様子①
南川氏による講義の様子②