第27回E-JUST理事会の開催

E-JUSTの第27回理事会が、2024年1月18日にE-JUSTカイロセンター（スマートビレッジ内）にて対面とオンライン併用形式で開催されました。理事会はE-JUSTの最高意思決定機関であり、年二回（通常6月と12月）開催されますが、第27回理事会は、12月に実施されたエジプト大統領選挙の影響で1月開催となりました。

理事会委員は、エジプト側、日本側、各10名の構成で、議長をアブルナガ大統領補佐官、副議長をJICA理事が務めています。日本側理事会委員のうち、副議長の井本JICA理事、在エジプト岡特命全権大使に加え、九州大学　清水副理事（石橋総長代理）、またオブザーバーとして立命館大学大島氏も、現地にて参加されました。また、日本からオンラインで豊田通商株式会社加留部シニアエグゼクティブアドバイザー、早稲田大学白井名誉顧問、立命館大学仲谷学長、筑波大学池田副学長（永田学長代理）、東京工業大学林副学長（増学長代理）、広島大学　金子理事・副学長（越智学長代理）文部科学省渡辺国際統括官が出席されました。他に、日本大使館関係者、在エジプト日本人商工会、JETRO所長、JICA人間開発部、JICAエジプト事務所、プロジェクトメンバー、エジプト側の委員、E-JUST関係者等、現地参加者・オンライン含め約100名が参加しました。

理事会冒頭で、第9回理事会より議長を務めてこられたファイザ・アブルナガ氏の退任が報告され、後任に推薦されたハニー・ヒラール委員が参加者の承認を得て新議長に就任されました。また、ハニー・ヒラール新議長の後任に前E-JUST学長のアハメド・エル・ゴハリ氏、アレキサンドリア図書館長のイスマイル・サラゲディン氏の辞任に伴う後任にアハメド・ザイド氏（アレキサンドリア図書副館長）がノミネートされ、就任されました。

その後アドリ学長からStatus Report、Strategic Planの実施状況の報告、新プログラムの提案および準備状況の報告、Bylaws修正報告がなされた他、E-JUST事務局長より会計報告がありました。そして、国際地域担当の橋本副学長よりE-JUSTの国際化計画が報告され、将来的な学部の留学生受け入れ目標が共有されました。

参加メンバーからも積極的な質疑や意見が出され、E-JUSTの発展について活発な議論がなされました。

次回の第28回理事会は2024年6月13日開催予定です。