【6.産学・地域連携】KOICAエジプト事務所ダイレクターのE-JUST訪問
2021年3月16日、Korea International Cooperation Agency (KOICA)のエジプト事務所ダイレクター OH Yeon, Keum氏、同カントリープログラムマネジャーのJUNG Dajin氏、同アシスタントプロジェクトオフィサーのLIM Jiho氏が、JICAエジプト事務所大村所長と共にE-JUSTを訪問されました。当日はゴハリ学長との面談後、Moataz国際地域連携担当副学長代理よりE-JUSTの概要説明、意見交換が行われました。その後、松下技術アドバイザーの案内のもと、エジプトにおける最先端の研究実施を目指し、新キャンパスにオープンしたCOE棟にある各種ラボと、工学部1年生の基礎化学実験クラスの視察が行われました。
KOICA一行は、E-JUSTの副学長2名および理事会委員の半数10人が日本の産官学から構成され、大学の意思決定プロセスにも関与している点や、工学系大学院の女子学生の比率が、韓国および日本と比較しても非常に高く約4割にのぼる点に関心を持たれました。KOICAはカイロからナイル川沿いに約150KMほど南下した地点にあるBani Sweif Technological University(BSTU)に対して、教育の質保証等の支援を行っています。訪問最後にKOICAダイレクターから、E-JUSTとの今後の協働の可能性を模索するにあたり、E-JUSTおよびJICAプロジェクト関係者に対してBSTUの視察に招待したいとの話がありました。
ゴハリ学長との面談
意見交換の様子(手前からKOICAダイレクターOH氏、E-JUST サメ副学長、JICA大村所長)
工学部1年生共通科目である基礎化学実験クラスの見学
メカトロ・ロボティクス工学ラボ
バイオテクノロジー・ラボ
宇宙環境ラボ