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【5.専攻支援/教育研究|1.工学部・工学系大学院】プロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)の実施

E-JUSTエネルギー資源工学科(ERE)の新3年生(第二期生)6人を対象とするプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)の授業が2020年秋学期に実施されました。アフメッド・エルワルダニー准教授の指導の下、水の電気分解によって生成される水素と酸素の混合ガスをエンジンの吸気に混入させることによる燃焼効率の向上を調べるグループプロジェクトで、6人の学生がそれぞれの担当分野の文献調査、装置の製作、実験の結果等について毎週の授業で発表しました。東京工業大学の大川原真一特任教授も授業にオンラインで参加、プロジェクトの進捗状況を注視しつつ発表の内容や仕方について助言をされました。

PBLの授業は、学部学生と大学院生による合同ゼミや学部学生の卒業研究プロジェクトとともに、研究室中心の日本型(式)工学教育を普及する重要な機会となっています。大川原先生はプロジェクトの第1フェーズからエネルギー資源工学科/専攻への協力活動に尽力されていますが、本PBLの授業においても、計画の段階からE-JUST側教員と精力的に協議をされ、参加学生に対しては卒業研究に向けた基礎スキルの習得と創造性の育成を念頭に丁寧な指導が行われました。EREでの試みが工学部全体のモデルケースとなることも想定されます。

PBLの授業は、E-JUSTの学部学生が3年生となって初めて体験するプロジェクト形式の実践的な授業です。そこで学んだことを糧に彼(女)らは今大学院生との合同ゼミに参加しています。そして4年生の春学期からは卒業研究プロジェクトに取り組むことになっています。今後様々な試行錯誤を経て、本邦大学の事例も参考にしつつ、エジプトの風土に根ざした研究室中心の工学教育の礎となり、E-JUSTの教育と研究の向上に資することが期待されます。

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プロジェクトチームメンバー

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装置の不具合の修正に取り組む

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プロジェクトチームによる最終発表