【1.大学運営|2.大学戦略・組織運営支援】立命館大学職員のE-JUST訪問
立命館大学はE-JUSTの教学系の事務機能の強化を目的に、これまでは主に、学部入試を中心とした教務管理の企画・運営、留学生の受入れ・派遣、キャリア支援などに助言をいただいてきました。急激に学生数が増え、組織規模が拡大する中、組織開発の必要性から、本年3月から、新たにE-JUSTの事務機能全般に係る、職員の新人事評価制度導入、中間管理職育成にも、組織開発の観点から支援いただくことになりました。
新型コロナウィルス感染症の影響により、2020年度から現地渡航が叶わず、オンラインでのミーティングや研修を継続しておりましたが、2022年7月24日から27日にかけて、立命館大学の大島国際連携ダイレクターと藤本職員のE-JUST来訪が実現しました。来訪中、留学生の受入れ・派遣、キャリア支援に関するフリーディスカッションでは、関係する職員だけでなく教員も出席し、活発な議論が交わされました。また、留学生の派遣に関連し、E-JUST初の学部学生の本邦大学への派遣について、事務方の対応状況も視察いただくとともに、今年秋を予定している立命館大学での留学生の受入れ・派遣業務研修のより具体的な研修計画策定のため、参加候補職員との面談も実施されました。
新たに追加された新人事評価制度導入支援では、E-JUSTが2022年1月に試行的に実施したトライアル評価の結果について、その問題点や課題、改善策、評価者訓練と中間管理職育成とをどのように連動させうるか等、様々な角度で議論がなされました。本年3月からE-JUST人事評価タスクチームと立命館大学間で、オンラインでの協議を数回実施しておりましたが、対面だとオンライン時より参加者全員とのインターアクションが活発になり議論が白熱し、会議が3時間近くにおよぶ回もありました。
アカデミックな側面と合わせて、大学の管理運営を支える事務機能強化も両輪として取り組み、E-JUSTがエジプト国内のトップレベルの大学としての基盤を確立していくことが期待されています。
留学生派遣・受入れについての情報交換
人事評価制度導入についてのディスカッション(大島職員(正面奥発言者)、藤本職員(大島職員の右)、E-JUST事務局長(大島職員の左)
人事評価タスクチームとの記念撮影