東京都立高校生「多文化共生海外派遣研修」の受け入れ

東京都は都立高校生等を対象に海外派遣事業を実施しており、2023年12月は「多文化共生」をテーマに都立高校生12名をエジプトに派遣されました。
12月12日はE-JUSTにて受け入れを実施し、E-JUSTの国際化について学んだ後、E-JUST留学生および日本へ短期留学経験のあるエジプト人学生との交流を通じて海外で学ぶ・生活する際のメリットやチャレンジを考えました。また、菊池先生からエジプトの遺産科学について講義を受けた後、ユネスコにより危機遺産に認定されているアブメナ修道院跡を訪問しワークショップを実施しました。

都立高校生達は広大で整備されたE-JUSTのキャンパスに驚くとともに、日本・エジプト両国の努力によってE-JUSTがエジプト一位(Times Higher Education)になったことを実感したと感想を寄せました。また、E-JUST学生との交流は新鮮だったようで、海外生活では文化の違いで戸惑うことが多く、お互いの人種・文化を尊重し理解することが大事であると学んだ学生が多いようでした。また、海外での活躍が将来の選択肢として増えたと話す参加者もいました。

都立高校生はE-JUSTホテルに2日間宿泊し、E-JUST学生食堂などのキャンパス施設を体験することで、E-JUSTの学生生活について理解を深めていただきました。
E-JUST訪問以外では、アレキサンドリア図書館、Egypt Japan School、ボルグ・エル・アラブ国際空港(JICAの円借款事業にて同施設の拡張整備を実施中)、WE Applied Technological School、在エジプト日本国大使館、ギザのピラミッド、博物館等を訪問されたとのことです。

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E-JUSTキャンパスでの記念撮影

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E-JUST学生とのワークショップ

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危機遺産アブメナ修道院跡へのフィールドワーク