About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

【コンゴ民】「エボラウイルス抗原迅速診断キット」コンゴ民国内使用承認(コンゴ民主共和国)

「アフリカにおけるウイルス性人獣共通感染症の疫学に関する研究プロジェクト」チーフアドバイザーの北海道大学の髙田礼人教授(人獣共通感染症国際共同研究所)とデンカ株式会社(本社:東京都中央区)が共同開発し、2021年3月18日に独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)より国内製造販売の承認を受けた「エボラウイルス抗原迅速診断キット(製品名:クイックナビ™―Ebola、以下、「本キット」)」が、コンゴ民主共和国(以下「コンゴ民」)保健省より、2024年6月21日に国内使用の承認を得ました。

プレスリリース:
北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/news/
https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/240822_pr.pdf

デンカ株式会社
https://www.denka.co.jp/
https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/1254/20240822_denka_quicknavi_ebola.pdf

本キットは、2018 年以前から試験用としてコンゴ民に供与されており、2018 年 5 月の赤道州でのエボラ出血熱発生時には初期検査に使用され、流行拡大を防ぐことに貢献しました。2018年から2020年にかけて北キブ州等で流行した際にも、PCRによる検査と並行して使用され、優れた性能を示しました。このような過去の本キット使用実績から、コンゴ民の国立生物医学研究所(INRB)も本キットの有効性を確認し、今回のコンゴ民の国内使用承認へとつながりました。

本キットは診断結果を約10分で判定し、室温での保存も可能で特別な器具や装置を必要としないことから、都市から離れた医療施設が十分に整っていない遠隔地での使用も期待されます。そのため、本キットのコンゴ民国内における公式な使用許可は、今後発生するエボラ出血熱患者を迅速に診断し感染拡大防止につながる事が期待されます。

【画像】

INRBムエンベ所長に迅速診断キットを供与する高田チーフアドバイザー

【画像】

【画像】

迅速診断キットで検査する様子

【画像】

【画像】

迅速診断キットを使用した検査結果