第2回JCC（合同調整委員会）を開催しました
2022年3月29日、公共事業省（DoW）による第2回合同調整委員会（Joint Coordinating Committee/JCC）が開催されました。
今回の会議では、プロジェクトの進捗状況をカウンターパートとJICA専門家チームの間で確認し、今後行われるパイロット工事について下記の項目を合意しました。
- プロジェクト対象州の責任者は、各対象州におけるパイロット事業の計画をJICA専門家チームに提出し、パプアニューギニア側は25万キナの予算を当該地方に分配することが求められる。
- 本プロジェクトでは、「道路整備や設備維持のための予算は国および州政府によって確保される」という前提が規定されているため、パイロット工事では、第1回JCCで合意した25万キナを、2022年4月から対象州に配布することとする。
- JICA専門家チームは専任の機材エンジニアを派遣し、再度、技術支援を行う。
- カウンターパートおよびJICA専門家チームは、パイロット工事の準備にかかる、測量・設計にかかる機材を調達する。
- データベースやワークショップの施設を改善する。
また、本プロジェクトは新型コロナウイルスの影響により業務・活動に遅れが生じたため、プロジェクトの実施機関を1年間延長することを、パプアニューギニア側と日本側で確認しました。
