西部州でのパイロット工事の準備

2023年7月から、本プロジェクト対象地であるパプアニューギニア国「西部州」にて、道路工事の実習としてパイロット工事の準備を始めています。

道路工事を行う前には、近隣住民への説明、道路の土台となる路盤材の材料試験、建設機械の稼働確認や燃料の確保等、様々な準備作業が行われます。特に、近隣住民の理解は道路工事において必須であり、今回の準備作業ではJICA専門家の支援のもと、カウンターパートが主導的に近隣住民への説明やアンケート調査を行いました。アンケートの結果として、道路排水の改善や道路整備による学校へのアクセス向上を望む声が挙がり、道路の維持管理に地域住民として協力していきたいといった声が聞かれました。

これらの準備作業の様子は現地の新聞・テレビにも取り上げられ、JICA専門家、カウンターパート共に、9月下旬のパイロット工事の実施に向けて、取り組んでいます。

JICA専門家、カウンターパートによるパイロット工事現場視察の様子

JICA専門家、カウンターパートによるパイロット工事現場視察の様子

カウンターパートによる、地域住民へのパイロット工事の説明

カウンターパートによる、地域住民へのパイロット工事の説明

路盤材の材料試験となる土のサンプリング

路盤材の材料試験となる土のサンプリング

カウンターパートによるジャーナリストへのパイロットプロジェクトの説明

カウンターパートによるジャーナリストへのパイロットプロジェクトの説明