About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

コミュニティヘルスワーカーへの母子健康手帳の活用した母子栄養研修を実施!(2023年7月~9月)

モザンビークにはAgentes Polivalentes de Saúde (APS)と呼ばれる政府公認のコミュニティヘルスワーカーが全国的に存在しています。プライマリー保健施設から半径8~25kmぐらいの範囲にあるコミュニティから選ばれて、疾病予防やヘルスプロモーションを中心に活動している人たちです。プロジェクトでは、コミュニティにおける母子栄養推進のために、当初より彼らを重要な人材として位置づけ、研修を計画してきました。そして、2023年7月末のニアッサ州での講師研修を皮切りに9月末まで、ニアッサ州とガザ州にて、APSの研修を実施しました。2023年3月に実施した保健医療従事者向け研修と同様、これまで研修プログラムや教材作成を協働してきた保健省栄養課、家庭保健課、全国APSプログラムからの代表技官が、研修を監督しつつ、講師研修によって養成された州・郡レベルの講師が交代しながら各郡での研修を実施しました。

研修プログラムは、3日間で組まれ、基本的な母子健康手帳に含まれる母子保健や栄養の基本的な内容、APSによる手帳の活用と彼らの役割に関して、座学だけではなく、ロールプレイや、調理実習といった、参加型の実践的機会を多く盛り込まれており、受講者が興味を高めつつ、知識や技術を身に着けられるよう工夫を凝らしました。7~8月の全国的な医療従事者ストライキの影響を受けながらも、8月7~12日にはニアッサ州、9月4~6日、11~13日、18~20日にはガザ州で研修を実施することができ、合計で128人のAPSを訓練することができました。地理的に保健施設へのアクセスが難しいお母さんたちにとって、コミュニティをベースに活動するAPSの存在は大きく、彼らが母子健康手帳を利用した母子保健および栄養推進活動を活発化させることで、母子の栄養改善に大きく寄与すると期待しています。

【画像】

APSへのわかりやすい説明方法を議論(講師研修準備会合)

【画像】

APS研修の目的とポイントの説明(講師研修)

【画像】

ロープとアイマスクを使ったコミュニケーション・バリア演習(TOT)

【画像】

育成された中央・州講師によるAPS研修講義(ニアッサ州(8月7-9日))

【画像】

育成された中央・州講師によるAPS研修講義(ガザ州(9月4-6日))

【画像】

ニアッサ州でのAPS研修の様子(離乳食調理実習オリエンテーション)

【画像】

ニアッサ州でのAPS研修の様子(家庭訪問デモンストレーション)

【画像】

ガザ州でのAPS研修(栄養グループ分けセッション)

【画像】

ガザ州でのAPS研修(上腕周囲径計測 (MUAC)シミュレーション)

【画像】

栄養カウンセリングのロールプレイ

【画像】

ケーススタディカウンセリングセッション