第1回モニタリング&サポーティブスーパービジョン(M&SS)の実施!(2023年11月)
2023年11月(ガザでは11月6日~15日、ニアッサ州では11月15日~21日)に、第1回モニタリング&サポーティブスーパービジョン(以下、M&SS)が実施されました。初日はスーパーバイザー向けのオリエンテーションが実施され、サポーティブなスーパービジョンとは何を意味するのか共通理解を持つとともに、ODK(Open Data Kit)というデータ収集ツールを使ったスーパーバイズの要点と、各保健施設のアクションプランの作成について説明しました。先月実施されたモニタリング訪問にて、プロジェクトが保健施設に配布した体重計の一部でカリブレーションができていないことが明らかになったことから、11月のM&SSでは、各州・郡の保健事務所にドライバーキットを提供し、カリブレーション指導が行われ、今後同様の問題が起きた場合も対応できるよう全スーパーバイザー向けにビデオクリップも共有されした。
今回のスーパービジョンで対象4郡すべての保健施設を訪問し、特定された問題を解決するためのアクションプランが各保健施設で作成されました。ハードコピーが各施設に掲示され、写真データはODKフォームを通じて送られ、課題の分析とその後のフォローアップに役立てられます。前回のモニタリング訪問時と比べ、母子健康手帳や医療消耗品で在庫管理票が使用されるようになり、コミュニティヘルスワーカー(APS)の活動も活性化しているなど、大きな改善が見られたため、継続的なM&SSを通してさらなるサービス強化の向上を目指していきます。
スーパーバイザー向けオリエンテーション
新生児体重計カリブレーションの実演
出産予定日の計算方法を指導する様子
機器メンテナンス方法を撮影・共有し、知識の定着を図ります
在庫管理指導の様子
APSの活動に関するインタビュー
子どもの栄養状態の評価に関するオリエンテーション