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第2回モニタリング&サポーティブスーパービジョン(M&SS)の実施!(2024年2月~3月)

第2回モニタリング&サポーティブスーパービジョン(以下、M&SS)が、2024年2月19日~28日にはガザ州にて、3月4日~8日にはニアッサ州にて実施されました。同2州・パイロット4郡のスーパーバイザーが各郡3チームに分かれて郡内全保健施設を巡回し、前回同様、産前ケア、分娩、産後・新生児ケア、乳幼児ケアなどの母子保健サービスポイントにおいて、また医薬品在庫管理状況、コミュニティヘルスワーカーとの連携状況など、サービスの質全般をチェックしました。チェックはタブレットPC上のチェックリスト(ODKツール)に沿って行われました。サービス提供の様子を観察したり、母子健康手帳の記入状況をチェックしたり、月例報告書の提出状況をチェックしたり、保健従事者の知識や技能を確認したり、医薬品在庫記録をチェックしたりと幅広く行われ、必要に応じてその場で改善指導が行われました。また、昨年11月に行われた第1回目のM&SS時に作成されたアクションプランの実施状況のフォローアップも行われ、PDCAサイクルの実践による質向上を図りました。その結果、課題となっていた体重計のゼロ点調整能力や母子健康手帳への記入率、特に出産予定日・妊娠週数の計算と記録、身体計測後の栄養評価指標の記録において大きな改善が見られました。これらのポイントは、同時期に実施された保健医療従事者研修でも取り上げた項目でもあったことから、研修での学びも活かされ、相乗効果が出ていることも確認できました。一方、ヘモグロビン濃度測定器のメンテナンスや地域のコミュニティヘルワーカー(以下、APS)との連携といった改善課題も浮上しました。APSの能力強化については、同時期に開催中のリフレッシャー研修に加え、母子健康手帳のイラストや内容を活かしたフリップチャート(A3版でグループでの健康教育にも使えるようにしたもの)の配付も予定しており、これらの研修やツールが地域でのさらなる啓発活動の促進に寄与するものと期待されます。次回M&SSではAPSも対象に加え、彼らの地域まで赴き巡回指導をする予定で、医療現場・コミュニティ双方向から母子栄養活動を強化していく予定です。これまでの2回のM&SSを通して、各施設の長所、短所、好事例の特定、実地指導・研修の提供、問題解決を促進する州・郡のスーパーバイザーの能力向上も見られ、母子保健・栄養サービス全般の質向上が期待されます。

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Bilene郡Olombe施設でのM&SSの様子

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Chibuto郡Chaimite施設でのM&SSの様子

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Chibuto郡Meboi施設でのM&SSの様子

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Majune郡Metomone施設でのM&SSの様子

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Muembe郡Nzizi施設でのM&SSの様子

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妊婦相談に来た若い夫婦(Nzizi施設)