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APS活動のモニタリングを含めた第3回モニタリング&サポーティブスーパービジョン(M&SS)の実施!(2024年6月)

2024年6月3日~7日(ニアッサ州)、6月10日~19日(ガザ州)で、第3回モニタリング&サポーティブスーパービジョン(以下、M&SS)が実施されました。第3回目となる今回は、新たにAPS(モザンビークの公的コミュニティ・ヘルス・ワーカー)のコミュニティでの活動モニタリングも追加されました。APSは母子健康手帳やフリップチャートを使用しながら、コミュニティでの保健教育を効果的に実施していることが観察されました。また、両州のスーパーバイザーから「自分が担当している地域の母子健康手帳全てに要らなくなった教科書の紙などできれいにカバーをしていたケースがあった。手帳の保管状態がとても改善されていた。」、「母子健康手帳に書いてある前回の産前健診日から自宅訪問日までの日数と鉄剤の残数を確認し、妊婦が産前健診でもらってきた鉄剤をきちんと飲んでいるか確認していた。」、「APSが自分の地域の担当の対象者の目的に沿って参加したい人を日々募り、いくつかのWhatsAppグループ(妊婦グループ、産後グループ、母子グループ、家族計画グループ、など)を作り、定期的に情報を流したり診察を促したりしている。自分の携帯を持たない人、WhatsApp機能のない人や、グループには入りたくない人向けにも考慮して、WhatsAppのストーリーズ(24時間で消えるメッセージ)の機能を利用し予防接種キャンペーンや健康教育の日時などのお知らせを流し、近所の人や地域の人がみんな見れるように工夫をしてサービスの啓発努力をしている」といったグッドプラクティスもあがっており、ポジティブな影響を確認することができました。

今回のM&SSでは、母子健康手帳の活用や健診での栄養指導、保健指導、機材の整備、APSのコミュニティでの活動など、多岐にわたって大幅な改善が見られました。これは、現地での研修やスーパービジョンが定期的に行われ、保健医療従事者が母子健康手帳を活用して地道にサービス向上に取り組んできた成果と考えられます。本プロジェクトでは「現場の人間が自分たちで考えながら業務の改善を目指す」という状態を理想としており、「スーパーバイザーはそのための支援を行う」という姿勢を重視しています。今後も引き続きサポーティブな形でのスーパービジョンが中央、州、郡、保健施設の各レベルで定着するよう、フォローアップを続けていきます。

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成人用体重計のカリブレーションの様子

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母子健康手帳のイラストを見せながら説明できることで母親とのコミュニケーションが良くなったという保健医療従事者は多い。

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APSによるフリップチャートを活用した保健教育

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定期的に母子を集め、子どもの体重測定と母子健康手帳への記入を実施し始めた。