地域開発事業実施ガイドラインの承認に向けて-①(地方議会職員との諮問会議)
6月6日及び7日にボ県庁舎にて、7月20日及び21日にボンバリ県庁舎にて、地方議会地域開発事業実施ガイドライン案(以下、ガイドライン)の諮問会議を実施しました。主な出席者は、地方議会の事務方トップである主席行政官(CA)や地方議会の開発事業を実際に担当する開発計画官(DPO)です。ガイドラインの内容と現場の開発事業の作業に乖離がないか、開発事業における住民の参加に正当性があるか等につき、参加者の意見が求められました。
このガイドラインは、プロジェクトで実施したモデル事業の経験を基に、ガイドライン改訂委員会(GRC)作業部会(WG)を中心に改訂作業が進められています。最終的には、地方自治・コミュニティ省による承認を得て、閣議での審議が予定されています。この諮問会議は、事前に地方議会を含む関係者と協議を行うことで、承認後、実際の開発事業においてガイドラインを円滑に導入することを意図して実施されました。
参加者からは、地方議会担当者や関係者・機関による開発事業への関与(ガイドラインに定める事業実施ステップへの参加)の仕方を始め、様々な意見が出されました。今後、CAやDPOからの意見を踏まえてGRC-WGにて協議が行われ、年内のガイドライン承認が見込まれています。