レジリエンス強化のための能力向上プロジェクト
The Project for Capacity Development to Strengthen Local Resilience in Sierra Leone
実施中案件
- 国名
- シエラレオネ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 平和構築
- 協力期間
- 2021年6月~2025年6月
プロジェクト紹介
シエラレオネは、長期間の内戦やエボラ出血熱の流行による行政の担い手の不足、脆弱な行政能力など様々な課題を抱えています。日本は同国の地方議会(LC)職員の地域開発事業の能力向上を目的として技術協力を実施し、「地方議会地域開発事業実施ガイドライン」をまとめました。同ガイドラインは地方自治・地域開発省(MLGRD)の内規として承認され、中期国家開発計画(2019−2023)にもその普及の目標が明記されましたが、ガイドラインを使用した地域開発事業は、協力を実施した北部州・北西部州以外では未だ実施されていません。今回の協力では、同国の主に東部州・南部州において、MLGRD及びLC職員の地域開発事業実施能力の向上、ガイドラインに沿った地域開発事業実施のモニタリングの仕組みの確立ならびにガイドラインの改訂を行うことにより、LCのガイドラインに沿った地域開発事業の実施の促進を図り、各LCにおける事業実施の効果の継続に寄与します。