県開発調整委員会会議でのガイドラインの普及

10月29日、モヤンバ県開発調整委員会会議（DDCC会議）が開催されました。
同会議は、計画経済開発省（MoPED）と地方自治コミュニティ省（MLGCA）が共同で開催し、各県議会が主導する定期会合です。モヤンバ県での開発活動を調整するため、NGO、ドナー、セクター事務所など、幅広い関係者が一堂に会し、今回の会議では、MLGCAのガイドライン普及に重点が置かれました。
MLGCA副事務次官は、現在閣議承認に向けて準備が進んでいることを報告し、県議会や各セクター事務所に対し、ガイドラインへの準拠を強く奨励しました。また、他のステークホルダーにとっても、このガイドラインが非常に有用であることを強調しました。

このガイドライン普及のためのDDCC会議の活用というアイデアは、1月の日本での研修参加者によって作成されたアクションプランが元になっていました。今回の会議が開催されたモヤンバ県議会の首席行政官と副首席行政官、そしてMLGCAのカウンターパートは、全員が同研修に参加していました。日本での2週間に及ぶ研修を通じて築かれた強い絆と相互理解による、このアクションプランの実現を後押ししたと言えます。