ガイドラインのローンチ会議の開催

本プロジェクトで作成を支援してきた地方開発ガイドラインが、閣議で承認されたことを踏まえ、プロジェクト最後の活動としてガイドラインのローンチ会議を開催しました。
計画・経済開発省や公共事業省などの関連省庁の他、EUやUN Womenなどの国際援助機関からも含め、約30名の代表者が出席しました。参加者から、地方自治・コミュニティ省（MLGCA）の取り組みへの称賛が寄せられ、ガイドラインを活用して地方開発への地域住民の参加や透明性の確保を進めていくことが約束されました。
JICAシエラレオネ支所長からは、ガイドラインは「作ること」自体がプロジェクトの活動目的ではなく、これを用いることで援助機関からの地域開発資金がより集まりやすくなり、地域開発が促進されることへの期待が述べられました。
MLGCAの副大臣は、ガイドライン改訂作業に携わった関係者へ謝意を伝えた上で、今後、地方議会でのガイドライン活用をさらに浸透させていくため、地方自治に関する規制にも組み込んでいくというMLGCAの意図を示しました。
プロジェクトが終了した後も、自らガイドラインを活用し、より良いものにしていこうとするMLGCAの強い意欲が感じられた会議でした。