ガーナ公務員研修センター訪問

2024年1月15日―26日にかけて、地方自治・コミュニティ省(MLGCA)職員と地方議会職員たち15名が日本における地方行政制度や住民参加型によるまちづくりなどを学ぶための研修が実施されます。シエラレオネからは、日本のビザを取得するためガーナに立ち寄ることになりますが、1月10日、このビザ取得のためのガーナでの待ち時間を利用して、長年JICAが支援してきているガーナ公務員研修センター(CSTC)においても研修に参加してもらいました。
現在CSTCで作成中のオンライン研修モジュール「エビデンスに基づいた政策立案」を試験的に受講し、CSTC職員・JICA専門家らと意見交換を行うという内容です。
参加者たちは各々スマートフォンから研修モジュールにアクセスし、真剣に取り組んでいました。参加者の一人MLGCA副次官によると、シエラレオネではまだ地方公務員向けの研修は場当たり的に行われているとのことで、参加者たちは安定したインターネット環境の必要性などを指摘しつつも、このような体系だった研修制度やシエラレオネでも活用可能な研修手法を高く評価していました。
参加者の中にはかつてCSTCで研修を受けたことのある方もおり、再会を喜ぶ場面なども見受けられました。
一同は1月13日、日本に向け出発しました。次回のプロジェクトニュースでは日本での研修の様子をお伝え致します。

スマートフォンを用いてオンライン研修モジュールに取り組む参加者達

スマートフォンを用いてオンライン研修モジュールに取り組む参加者達