持続的自然資源管理能力強化プロジェクト

The Project for National and Sub-national Capacity Development for Sustainable Natural Resource Management

実施中案件

国名
カンボジア
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2020年10月〜2023年10月

プロジェクト紹介

カンボジアは国土の約半分が森林で覆われており、常緑林、落葉林、マングローブ林等の多様なタイプの森林が存在します。これらの森林では、商品価値の高い樹種が生育し、アジアゾウ、インドシナヒョウ等の希少野生動物も生息しています。しかし、カンボジアの森林面積は周辺メコン諸国と比較しても減少傾向が著しく、国土に占める森林割合(森林率)は2006年の59パーセントから2018年には47パーセント(カンボジア環境省、2020年)へと減少しています。主な要因は、換金作物生産のための土地利用変化、違法伐採、持続的でない森林資源の収穫です。森林面積の減少は、土壌流出や生物多様性の喪失、人口の約8割に及ぶ農村部の人々の暮らし等に直接の影響を与え始めています。本協力は、中央政府及び州レベルにおいて、持続的な自然資源管理にかかる政策及び実施の支援を通じて、保護区及び森林の管理を担当する国・地方政府のスタッフの技術・知識の修得を図り、必要な政策・措置が策定、実施されることにより、森林減少・劣化の低減に寄与します。

協力地域地図

持続的自然資源管理能力強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • カンボジア各地に広がる豊かな森は、違法伐採や農地開発等による減少が進んでおり、その持続的管理に貢献する人材の育成・強化が求められている。 

  • 世界遺産のアンコール遺跡群もかつては、外界の目に晒されることなく、深い森の奥で数百年にわたり眠り続けていた。 

  • 首都プノンペンにあるカンボジア環境省。ここにプロジェクト事務所が開設され、日本人専門家が勤務している。 

  • 農林水産省傘下の森林局を表敬した時の様子。環境省と並び、森林局もプロジェクトのカウンターパート機関となっている。 

  • ストゥントレン州カウンターパートとのミーティング。貴重な自然保護区を有する同州が、プロジェクトが実施する州レベル活動の舞台となる。 

  • ストゥントレン州関係者を対象に実施したベースライン調査。この調査結果に基づき、能力強化のための活動計画を策定する。 

  • カンボジアの農村で一般的な木造高床式住居。森や周辺に暮らす人々は、食料や燃料等生活に必要な物資の多くを森の恵みに依存している。 

  • パイロット活動を行うコミュニティフォレストを選定するための現地踏査を実施。住民から森林管理の様子を聞いた。 

  • 調査で訪れたコミュニティフォレストで記念植樹を行う日本人専門家と現地のカウンターパート。 

  • 視察で訪れたコミュニティ漁業の村でマングローブ植林のエコツーリズム体験をするプロジェクト専門家。 

関連情報

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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