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プロジェクトニュース 第40号

Habari Yako? こんにちは、JICA海外協力隊の三浦香凜です。("Habari Yako" はスワヒリ語で「お元気ですか」を意味する挨拶です。)

現在、私はコミュニティ開発隊員としてケニアのKerichoに滞在し、農家の収入向上や販路開拓を目指して活動しています。

今回、小規模農家の収入向上を目的としたSHEP BizプロジェクトがNyeriで研修を実施するということで、研修に参加させていただきました。研修では、Nyeriの農業担当行政官や農業普及員など約30名が集まり、SHEPの講義を受けた後、実際にマーケットへ赴いて市場調査、作物の選定、作物栽培カレンダーの作成をグループで行いました。この4日間の集中研修で、多くの学びを得ることができました。

研修で印象に残ったこと

この研修を通じて、特に印象に残った点が2つあります。

1. 若い世代の農業普及員との出会い

今回の研修には、GenZ(Z世代を意味する若者たちの総称)と呼ばれるケニアの若い世代の農業普及員が多く参加していました。彼らはとても意欲的で、講義や研修エクササイズに積極的に取り組んでおり、ケニアの未来を担う彼らのエネルギーを感じました。

2. 市場調査の重要性

研修2日目には、市場調査を実際に行いました。マーケットの販売者と農業普及員が話し合い、価格や品種だけでなく、消費者が求める形や大きさ、販売時期などについて詳細に調査しました。こうした情報は、消費者に最も近いマーケット販売者と、様々な作物を栽培している農家が直接対話することで得られる重要なデータです。農家がマーケットで販売する上で、市場調査は欠かせないものだと強く実感しました。

今後に向けて

今回のSHEP研修を通じて、多くの学びを得るとともに、SHEPアプローチがさまざまな場面で成果を上げていることを改めて実感しました。今後は、任地の農業普及員や農家にもSHEPアプローチを広め、活動に活かしていきたいと考えています。

また、すでにアボカド石鹸を一緒に作ったアボカド農家や、ソルガムティーを販売している小規模農家と協力し、SHEPアプローチを活用して、より効果的な販売方法を実践できたらと考えています。

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市場調査エクササイズを行う参加者

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市場調査結果を記入する参加者

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研修後の集合写真