94. 第10回SDMD2045四半期対話を開催
カントー大学が事務局を務めるメコンデルタ地域連携・発展のフレームワーク「Sustainable Development of the Mekong Delta 2045」が、域内ステークホルダーを集めた第10回「四半期対話」を開催しました。今回のテーマは「Public healthcare - Foundation for sustainable development of the Mekong Delta」。会議は対面参加とオンライン参加を組み合わせたハイブリッド形式で、対面参加者、オンライン参加者併せて多くの方が参加しました。午前8時から3時間半に亘る会議の前半では、メコンデルタにおける医療、公衆衛生、さらに農業・水産・環境分野とも縁の深い栄養と健康に関する課題について最新の知見が発表されました。会議の後半ではパネルディスカッションが行われ、カントー大学、カントー医科大学、ホーチミン医科薬科大学、ホーチミン体育大学、シンガポール社会科学大学、オーストラリア連邦科学産業研究機構(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation: CSIRO)の専門家、並びに本プロジェクトの田中チーフアドバイザーらが意見を交換しました。
会議で発言する田中チーフアドバイザー。その左手隣は今井コーディネーター。
対面参加者の集合写真(カントー大学Facebookより)。