172. ベトナム国立農業大学でのセミナーで成果発表 (2026年2月27日)
本プロジェクトの研究モデル1「ベトナム・メコンデルタ地域に適した持続型農業システムの開発と応用」では、微生物資材と有機肥料を活用し、化学肥料の使用を抑えながら、不耕起栽培および間断灌漑(Alternate Wetting and Drying: AWD)を組み合わせ、塩水遡上地域でも温室効果ガス排出を抑えつつ稲作を持続するモデルの構築を目指しています。今回は、日本の国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、通称NARO)の研究プロジェクトの一環として、ハノイのベトナム国立農業大学(VNUA)において実施されたワークショップ、「Advancing Low-Carbon Rice Production through a Japan–Vietnam Partnership: Integrating Science with Business Innovation」において、カントー大学(CTU)Nguyễn Khởi Nghĩa准教授が研究成果を発表しました。
このNARO研究プロジェクトは、農業由来の温室効果ガス削減、気候変動対策を研究に止めず、民間企業と組んだ実践を目指すという趣旨で行われています。今回ワークショップでもCTUの研究を参加企業に紹介することができ、社会実装に向け企業を巻き込んだ更なる実証事業に関する具体的な提案を頂くなど、実り多きハノイ出張となりました。
写真1:発表を行うNguyễn Khởi Nghĩa准教授(CTU農学部)
写真2:参加者一同で記念撮影