175.バイオセイフティーラボの本格稼働を目指す研修、ワークショップ (2026年3月10日)
円借款「カントー大学強化事業」では、カントー大学(CTU)でのバイオセーフティ・レベル3実験室(以下、「BSL3」)が整備されました。新型コロナウイルス感染症でも新型ウイルスへの対策が世界的課題として注目されましたが、メコンデルタ地域でも潜在的な脅威となっている鳥インフルエンザのような人獣共通感染症に対処するためにも、BSL3の役割は重要性を増しています。
このたび、北海道大学の磯田典和准教授にご出張いただき、BSL3の本格運用を見据えた各種試験に関する技術指導を行っていただくと共に、3月10日にはBSL3の運用、活用をテーマとしたワークショップを開催しました。ワークショップでの発表では、北海道大学での経験も踏まえ、大学におけるBSL3の運営管理、研究や教育、そして社会貢献において大学が果たすべきミッションに関してもお話しいただきました。さらにベトナム国内で既にBSL3を運用するホーチミン市パスツール研究所(同所のBSL3もJICA「感染症の予防・対応能力向上のための実験室の機能及び連携強化プロジェクト」の支援で完成)や中央診断検査センター第2拠点からも専門家を呼んで、多方面からの議論が行われました。
CTUカウンターパートと実験に関する議論を行う
発表を行う磯田先生(以下写真はCTU・Facebookより)
参加者一同で記念撮影