64.アグリツリー社とCTUの了解覚書締結
株式会社アグリツリーは、福岡に本社を置く、環境に優しい太陽光発電に取り組む会社で、日本国内での再生可能エネルギー発電、ならびに、地域に根差した再生可能エネルギーの活用実績(下記リンクご参照)を背景に、ベトナムにおける「ソーラーシェアリング導入による農水産業の脱炭素実現に向けたビジネス化実証事業」が、JICAの2022年度中小企業・SGDsビジネス支援事業(ビジネス化実証事業)として採択されました。そして、同実証事業の展開に当たり、ベトナム北部ではハノイのベトナム国立農業大学(VNUA:Vietnam National University of Agriculture)と、南部ではメコンデルタのCTUと連携することとなり、今般、VNUAに続きCTUとの了解覚書が締結されました。太陽光発電を行う土地を、そのまま農地や水産養殖地として活用できる「ソーラーシェアリング」は、メコンデルタの農水産業のニーズに合致した、極めて将来性の高い事業として展開していくことが期待されます。
左から:CTUハイ副学長、CTUトアン学長、アグリツリー社の西社長、田中チーフアドバイザー©CTU
CTUトアン学長から記念品を贈呈されるアグリツリー社の西社長(中央)©CTU