69.稲作の機械化とオートメーション活用のために(その3)
新たな播種機や、田植え機、無人機(UAV)などを使った労力削減と、その評価に基づく稲作農業の機械化を進める本プロジェクトの社会実装モデルNo. 5(プロジェクトニュースNo. 42、58参照)が、ロンアン省の稲作農家の圃場に、日本のヤンマー社が開発し、現地適用化のための試験をCTUと共同で行い、試験評価に基づいてヤンマー社が商品化した播種機を導入し、種まきを行い、削減できる種籾や肥料の量、並びに労働力と労働時間などのデータ収集を行いました。
ロンアン省の位置
日本のヤンマー社が開発し、現地適用化のための試験をCTUと共同で行い、試験評価に基づいてヤンマー社が商品化した播種機
ヤンマー社が商品化した播種機の側面
播種機に種籾を投入
播種機は、同時に施肥を行うこともでき、今回は、最適な施肥を実現するためのデータ収集も行いました
いびつな形をした水田で播種機を最も効率よく走行させるためのデータをドローンが収集し、播種機の運転席のモニターに送信します
種まき中の播種機