84. 東京工業大学学生へのプロジェクト紹介

東京工業大学の国際教育推進機構には、どの学部の学生でも履修・修了できる「グローバル理工人育成コース」があり、春休みや夏休みに海外派遣活動に参加するのが、修了条件となっています。この海外派遣の行先は、これまで欧州、アメリカ、スリランカ、タイ、シンガポール、マレーシアなどでしたが、同機構の村上理映特任准教授が、今年からベトナム行きのプログラムを新設し、その第一弾として、同大学の学部生及び大学院生計8名が来越しました。一行は、ベトナム北部の廃棄物焼却発電プラントや市中で廃棄物管理と処理の現状を学び、南部では協定校であるホーチミン工科大学の学生らと交流するなどし、CTU農村開発学部長のCan先生の紹介で、本プロジェクト・オフィスにもいらっしゃいました。そこで、彼らにJICAの国際協力事業や本プロジェクトの取り組みについて紹介しました。気候変動の影響を大きく受け、たえず環境を変えるメコンデルタにおいて、長期的視野に立った技術革新のアイデアが芽生えることを期待します!

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学生を引率された村上理映特任准教授(前列左端)と、学務部留学生交流課主任の蔡さん(前列右端)