120. ソクチャン省にカント―大学新キャンパス開設!(2024年11月24日)
今回は、カントー大学(CTU)が新たに開設したソクチャンキャンパスを紹介します。11月24日、同キャンパスの開設に伴い敷地の権利書引き渡し式が行われ、併せて修士課程に向けた各種コースのオリエンテーションも実施されました。メコンデルタ南部に位置するソクチャン省にあるこのキャンパスは、同省の学生や政府職員、民間企業職員をはじめ、同省周辺のメコンデルタ地域の学びのニーズに応えるべく設立されました。まずは幾つかの修士課程や英語クラスが開講され、来年以降には学部授業も順次提供される予定です。
また同日、当プロジェクトで設立された「スマート農業修士課程」と、プロジェクトフェーズ1に位置づけられる「カントー大学強化付帯プロジェクト 」で設立された「気候変動と持続可能な熱帯農業」修士課程のオリエンテーションも行われました。「スマート農業修士課程」の第1期はソクチャン省農業農村開発局の職員を対象に開始され、第2期以降は対象がさらに拡大される予定です。メコンデルタ地域で活躍する人材を育成するため、このソクチャンキャンパスとともにプロジェクト活動を引き続き推進していきます。
関連参考プロジェクトニュース:
写真1.ソクチャンキャンパス開設式典の様子(CTU Facebookページより)
写真2 修士課程入学予定の学生に向けて歓迎の意を伝える
田中チーフ(写真左端)と 今井コーディネーター(左から2人目)
写真3 JICAプロジェクト支援の修士課程に参加する学生、先生方と一緒に