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紛争被害女性たちの新たな出発

DRIP de PAZプロジェクトは、コルドバ県モンテリア市に居住する女性組合への支援を行ってきました。この組合は、2023年に国家戦略事業の一環として国土庁から土地の提供を受けた19名の紛争被害女性とその家族により設立された新しい組合です。組合員の多くは、土地の引き渡し後に初めて顔を合わせた人々であり、プロジェクト開始時点では、まだ移転を完了していないメンバーも多く、まさにこれからコミュニティづくりを始める段階にありました。

土地の提供後、農村開発庁は、女性たちが持続可能な生活モデルを構築できるよう、採卵養鶏場の建設を決定しました。DRIP de PAZプロジェクトでは、この養鶏場が組織的に運営されるための基盤として、建設に先立ち、組織強化や組合内の信頼関係の構築、そして女性たちのエンパワーメントを目的に、全世帯が希望した小規模菜園プロジェクトを実施しました。

プロジェクトでは、小規模菜園に必要な資機材を提供するだけでなく、組合員やその家族と共に、土壌検査や土地整備、種植え、資機材管理を協働で行い、社会的な結束を深める活動を推進しました。また、将来的に栽培した作物の共同販売ができるよう、共同販売の経験を持つ他プロジェクトの組合への視察を実施しました。さらに、国立職業訓練所SENAや野菜果物協会ASOHOFRUCOLとの連携による能力強化にも取り組み、活動の持続性を高めることを目指しました。

このプロジェクトは、これまで面識のなかった女性たちが、共に歩みだすための第一歩として実施されました。採卵養鶏場を通じて経済的な安定を築くとともに、強い結束力をもった様々な困難を乗り越えられる強靭なコミュニティへと発展していくことを願っています。

組合の女性たち

家庭菜園のための種を供与

供与した小型耕運機を使う様子

サンオノフレ市にある組合を視察

高杉大使が訪問した際の集合写真

大使に家庭菜園の説明をしている様子