プラットフォームを活かしたオンライン研修の開発
2024年10月より進められてきた高血圧症・糖尿病治療プロトコルは、2025年6月中旬まで最終案が取りまとめられ、引き渡し式が行われました(写真1)。
次に新しいプロトコルの内容に沿って、ホンジュラス教育病院の専門医の協力のもと、オンラインプラットフォームを活用した研修プログラムの開発が始まりました。教材には、治療の事例を分かりやすく解説した講義や、糖尿病神経障害の検査を実演する映像も収録されました(写真2から4)。この研修では、全国の医療従事者が場所を問わず受講できることに加え、講義テストを通じて合格証書も発行され、受講者のモチベーション向上につなげています。
オンライン研修の普及を通じて、医療従事者の高血圧症・糖尿病に関する知識と技術が向上し、より多く人々に質の高い保健サービスが届けられることが期待されています。
写真1:プロトコル改定版の引き渡し式の様子
写真2:作成されたビデオ教材の例
写真3:作成されたビデオ教材の例
写真4:検査方法を撮影する様子