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ベースライン調査を実施しました

プロジェクトでは、高血圧・糖尿病を中心とした非感染性疾患(優先NCD)の保健サービス提供に関する現状と課題の把握に加え、プロジェクト指標の選定を目的として、ベースライン調査を実施しています。2021年11月より、優先NCDに関する保健データの収集や関係者への聞き取り調査が実施されました。

プロジェクト対象地域であるフランシスコモラサン地域保健区とエル・パライソ地域保健区において、一次医療施設である保健センター長と医療従事者に対する調査票を用いたインタビューが実施されました。インタビューでは、保健サービスを提供するための人材や薬剤の不足といった課題について意見が出されました。また、1,300件以上の患者記録や、24,000件以上のリファラル事例についての情報を収集しました。

さらに、2022年1月20日から2月1日の間、優先NCDを抱える保健センターの利用者に集合してもらい、聞き取りが行われました。利用者からは、「糖尿病の食事摂取方法を知りたい」、「病気について情報が欲しい」といった声も多く聞かれました。一方で、「保健センターには十分な薬がない」、「いつ保健センターで診察を受ければよいかわからない」といった今後改善すべき課題についても意見が出されました。

今後、これらのデータの取りまとめと分析を行い、報告書を作成する計画です。そして、関係機関と調査結果を共有しつつ、プロジェクトの指標やパイロットサイトの選定を進めていきます。

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エル・パライソ県、トロヘスの保健機関にて優先NCD患者への聞き取りの様子

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エル・パライソ県、サンタマリア保健センターにて患者登録記録の確認を行う様子

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フランシスコモラサン県保健事務所にて、保健センター長への聞き取りの様子

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統合保健サービスネットワーク(RISS)局とバジェ・デ・アンヘレス保健センターの会議の様子