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ブータン蘇生コース(Druk Sokchop)の共通インストラクターコースが完成しました。

プロジェクトでは、ブータンにおいて展開する蘇生コース(Druk Sokchop)を指導するインストラクターが、共通して身につけておくべきスキル等を学ぶ、共通インストラクターコースの開発を支援してきました。このコースの開発は、今年1月に国別研修に参加したメンバーや、2月に実施されたシミュレーション教育実践研修に参加したメンバーを中心に行われました。蘇生コースを指導するインストラクターにはどのような知識や技術が必要か、また研修をより効果的なものにするために、どのように受講生を導くと良いのかなどについて、2日間のワークショップで議論し、共通インストラクターコースを完成させました。

ワークショップに続き、コース開発者が講師となり、完成したばかりのインストラクターコースを実施しました。まずパイロットとして実施したのち、本コースを続けて実施しました。この2回の研修で26名が受講、受講者は、既に蘇生コースに参加経験のあるメンバーであり、今後各蘇生コース(12コース)を実施し牽引していくメンバーです。プロジェクトでは蘇生コースの認定インストラクターを120名育成することを目標としており、この26名は認定インストラクターの第一号となります。今後、各コースのインストラクターがさらに育成されていくと、ブータン各地の全医療者に蘇生コースを実施していくことが可能になります。

このコース開発とコースの指導には、国別研修に参加したメンバーが活躍しました。日本人の専門家から指導を受けたブータンの方が、今度は自国内で教えられたものを周囲の方たち伝えていくことは、プロジェクトの成果を持続可能なものにするために大切なことです。今後も続けてブータン国内の各地に技術が伝えられるように、プロジェクトとして支援したいと思います。

パイロット研修での講義の様子。この後参加者からのフィードバックを受け、共通インストラクターコースを完成させました。(於ブータン王立医科大学シミュレーションセンター)

パイロット研修での講義の様子。
この後参加者からのフィードバックを受け、共通インストラクターコースを完成させました。
(於ブータン王立医科大学シミュレーションセンター)

受講者がインストラクター役になり、心肺蘇生実習のロールプレイを実施(中央)。コース開発者はインストラクターの指導の様子を評価しました(写真左奥)(於ブータン王立医科大学シミュレーションセンター)

受講者がインストラクター役になり、心肺蘇生実習のロールプレイを実施(中央)。
コース開発者はインストラクターの指導の様子を評価しました(写真左奥)
(於ブータン王立医科大学シミュレーションセンター)

ブータン 医学教育の質の強化プロジェクト
短期専門家 井上信明
業務調整 大石博子