【看護】看護師の卒後研修強化に向けた「日本の看護卒後教育における実践的な取り組み」を学ぶための本邦研修が実施されました。
2023年11月8日~22日にかけて、モンゴル国の看護師の卒後研修強化に向けた「日本の看護卒後教育における実践的な取り組み」を学ぶための本邦研修が実施されました。今回の研修には、保健開発センター人材開発部卒後研修担当の看護行政官をはじめ、ウランバートル市及び地方の1~3次レベルの医療機関の看護師を含む8名の看護職が参加しました。
今回は、モンゴル国の看護クリニカルラダーや新人看護師研修ガイドラインの開発に係る実践的な学びを得ること、卒前卒後教育の連携や看護人材育成のあり方について日本の知見を学ぶことを目的としました。2週間の研修期間には、厚生労働省をはじめ、日本看護協会や東京都看護協会などの職能団体、国立看護大学校や長野県看護大学などの教育機関、国立国際医療研究センター病院や東京都健康長寿医療センター、あいず訪問看護ステーションなどの医療機関や小規模施設を訪問・見学し、多くの学びを得ることができました。
ハードなスケジュールではありましたが、研修員は全員体調を崩すことなく毎日元気に笑顔で研修に参加し、公私ともに日本での時間を満喫している姿がとても印象的でした。
まもなくプロジェクト期間も残り1年となります。研修での学びを最大限に生かしながらプロジェクト活動が進められるよう、引き続きモンゴルの看護職の皆さま、またプロジェクト活動をご支援くださる皆さまと共に精一杯と頑張りたいと思います。
医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
看護専門家 山本容子
東京都看護協会 会長表敬
国立国際医療研究センター病院でのラダー研修見学
東京都健康長寿医療センターでの新人指導見学
研修修了式