【看護】モデルサイトのオルホン県地域診断治療センターでクリニカルラダー及び新人看護師研修プログラムの導入/実施に向けた準備が始まりました。
2024年1月8~9日にプロジェクトモデルサイトのオルホン県地域診断治療センター(以下、オルホン県RDTC)で、現在開発中のクリニカルラダー及び新人看護師研修プログラムを導入/実施するためのキックオフミーティングが実施されました。
オルホン県RDTCの病院長、看護部長をはじめ、看護専門官、研修担当官や病棟のシニア看護師の他にオルホン県保健局の看護専門官が参加し、クリニカルラダーや新人看護師研修を現場にどのように導入/実施していくかについて話し合いを行いました。
クリニカルラダーや新人看護師研修などの新しい取り組みを導入し定着させるには、各施設の実施体制や組織間の連携体制を整えることがとても重要になります。そのため、病院長や看護部長をはじめとする病院管理者の理解と協力を得ながら、院内体制の構築や研修実施に向けた準備について一つ一つ確認しながら活動計画を検討しました。また、県保健局から看護専門官が参加し、オルホン県RDTCと他機関との連携や将来構想についても話し合いました。
プロジェクトも4年目を迎え、これまでの活動を通してモンゴルの皆さんと一緒に蒔いた種が少しずつ成長し花を咲かせようとしています。看護師の卒後研修を強化し、看護師の能力を向上することで質の高い看護を一人でも多くの国民に届けられるよう、現場の声を聴きながら活動を進めて参ります。
医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 山本容子
オルホンRDTC病院長との話し合い
看護部や研修部の関係者との検討会