【助産】新人助産師の研修プログラムを最終化するためのワークショップが開催されました
2023年8月22日、「新人助産師の研修プログラム」及び「助産師の卒後研修ガイドライン」開発のためのワーキンググループが、保健開発センターセンター長令として設置されました。その後、2~4週間おきにワーキンググループ会議を開催し、ワーキンググループメンバーは、新人助産師の研修目的や方法、ローテートする4部署(外来、救急科、分娩室、産後病棟)の研修内容、チェックリストなどを作成しました。
2月21~22日、新人助産師研修プログラムの最終化に向けたワークショップを開催しました。ワークショップでは、新人助産師研修プログラム開発のリーダーであるモンゴル医科大学のSerjnyam先生が作成した新人助産師研修プログラムを紹介しました。そして、新人助産師研修プログラムに関わる重要な関係者や保健開発センターの行政官、短期専門家の上智大学の佐山理絵准教授にコメントをいただきました。行政官からは、研修を実施する機関や新人助産師を指導する指導者についての助言がありました。また、佐山専門家は、研修内容や新人助産師研修プログラムの見直しに関する記載など、ワーキンググループからの質問に具体的な助言をいただきました。ワーキンググループは、助言をいただいた内容を元に新人助産師研修プログラムの修正箇所をグループワークと全体討議を取り入れて、検討しました。
今後、新人助産師の研修プログラムを最終化し、保健開発センターに提出し、パブリックコメントを募り、保健省に提出される予定です。
医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 池本めぐみ
新人助産師研修プログラムの最終化ワークショップの参加者
グループワークで修正案を作成する様子
佐山准教授が助言する様子
修正案を参加者全体で討議・検討