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【医師】第3回総合診療研修プログラム責任者連携協議会が開催されました。

2024年6月11日、保健開発センターにおいて3回目となる総合診療研修プログラム責任者連携協議会がオンラインと対面のハイブリット形式で開催されました。

プロジェクトの第1フェーズでは、2018年にオルホン県で総合診療研修(日本の臨床研修)が開始されました。2021年から始まった第2フェーズでは、研修の質を維持しながら全国展開することを目指しています。

総合診療研修を開始している施設、開始の承認を受けた施設、これから承認を受ける施設、省庁関係者が連携し、研修における課題の共有や課題解決に向けた協議を目的に開催されております。

第3回となる今回の責任者連携協議会では、5月20日から31日まで日本で実施された国別研修に参加した8名が、学んだことや総合診療研修開始に向けた計画を発表しました。オンラインで61人、対面では15人と多くの参加がありました(写真1)。

開始に先立ち、井上チーフアドバイザーから「指導医の在り方、病院間の連携について学ぶ」という国別研修の目的や研修の内容について紹介がありました。

その後続けて行われた国別研修参加者による発表では、「研修環境の準備や指導医による教育だけではなく、他の職種の方たちも参加した研修医指導も重要と感じた」、「屋根瓦式教育の重要性を感じた」、「これからも総合診療研修を行う病院同士で連携をしていきたい」などと自らが国別研修で気が付き、今後に生かしていきたい点について共有されました。責任者連携協議会に参加されていた方々は熱心に発表に耳を傾けており、日本での研修がモンゴルの総合診療研修にとても良い影響を与えていました。

その後、国立国際医療研究センター国際医療協力局フェローの青柳医師が研修医の時に経験し自分の成長につながった症例とその時の指導医の関わりについて発表しました(写真2)。研修医にとって指導医は「研修医の成長のためにともに歩んでくれる存在である」という今後の研修に活かされるメッセージが伝えられました。

最後には、「国別研修に参加することができなかったが、参加者の発表を通じて多くのことを学びました。」「今後も定期的に連携協議会を開催し、お互いに情報交換しながら研修医を育てていきたい」という参加者からの感想も述べられ、閉会となりました。

総合診療研修を行う施設はこれからも増え続ける予定です。どこの地域においても質が維持された総合診療研修を提供することができるよう、残された期間、プロジェクトは支援を続けたいと思います。

医師及び看護師のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上 信明
青栁 佳奈子

連携協議会に参加された研修担当者たち

連携協議会に参加された研修担当者たち

自らの体験をもとに研修指導医の役割を発表する青栁医師

自らの体験をもとに研修指導医の役割を発表する青栁医師