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【総合】プロジェクト合同調整会議(JCC)と成果発表会が行われました

本プロジェクトは、今年12月で終了となる予定ですが、これまでの成果を振り返り、残された課題の解決策について協議する、合同調整会議(Joint Coordination Committee:JCC)が2024年11月8日、ウランバートル市内で行われました。

議長であるOchirbat事務次官とJICAモンゴル事務所の宮城所長の挨拶で始まったJCCでは、まず保健開発センター人材開発部Otgonchimeg部長が、プロジェクトの4年間の成果について発表され、医師、看護師、助産師の分野で、卒後研修プログラムが開発され、国内に広がりつつある現状が共有されました。その後、保健省医療サービス局のGantuya局長から、プロジェクトが終わったあと、国内の医療人材の育成に対する政府の方針も共有されました。その後参加者から、プロジェクト期間内で解決できなかった課題等について、質問やコメントがありましたが、求められていた成果を達成できたこともあり、予定通りプロジェクトを終了することで、参加者の合意を得ることができました。

その後続いて医師、看護師、助産師の各分野の代表者から、プロジェクトの成果を発表していただく、成果発表会が行われました。医師の分野では、総合診療研修が確実に全国に広がっている状況やモデルサイトであるオルホン県で研修を通してえられた指導医の意識変容、そして地域で研修の卒業生が活躍している様子などが共有されました。看護師の分野では、モデル県全体で取り組んでいる、看護師に求められる能力を獲得できるよう計画された新人看護師を対象とした研修の内容、さらに研修を実際に受けている新人看護師たちの成長がうかがえる、自信に満ちたコメントなども動画で共有されました。最後に助産師の分野では、世界標準に従った助産師の職務がモンゴルでも実施できるように規制の改定に取り組まれていることや助産師が身につけるべき能力の獲得を目標とした研修プログラムの概要などについて、情報が共有されました。成果報告会の最後には、各日本人専門家より協力体制を構築できたモンゴル側関係者への感謝の意が述べられ、そして成果を認識しつつ、未来志向でモンゴルの医療人材育成に取り組む決意がGantuya保健局長より述べられ、盛会のうちに終了しました。

プロジェクトの実質的な活動はほぼ終了となり、残された期間もわずかとなりました。ご協力くださった皆様に感謝しつつ、成果がしっかりとモンゴル国内に根付くように、最後まで気を抜かずに活動を完了させたいと考えています。

モンゴル医師及び看護師のための卒後研修強化プロジェクト
井上信明 山本容子 池本めぐみ 亀田春雄

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JCC終了後の集合写真

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成果報告会にて 参加者一同