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【助産】国立第一母子保健センターでモンゴル初の新人助産師研修が開始されました

2023年8月22日、新人助産師の研修プログラムを開発するためのワーキンググループが、保健開発センターセンター長令として設置されました。ワーキンググループは、研修のカリキュラムを開発し、新人助産師の研修目的や方法、ローテートする4部署(外来、救急科、分娩室、産後病棟)の研修内容、チェックリストなどを作成しました。2024年5月に新人助産師の研修プログラムが完成し、同年8月に保健省の産婦人科専門委員会と保健開発センターのセンター長に承認されました。

プロジェクトのモデルサイトである国立第一母子保健センターでは、新人助産師研修プログラムの導入の準備が進められ、12月5日に開講式が開かれました。開講式では、国立第一母子保健センターのJ.Otgombaataa総長、保健省の医療サービス局のTs.Khandarmaa専門官、JICAモンゴル事務所の川幡所員が挨拶され、モンゴル初の新人助産師研修が開始されることと研修開始に関する祝いの言葉等が新人助産師と指導者に伝えられました。4名の新人助産師には、J.Otgombaataa総長、Ts.Khandarmaa専門官、池本専門家から研修のカリキュラムや研修で使用する記録用の冊子等が手渡されました。

その後、B.Bolorkhorloo看護部長から新人助産師の研修の概要や留意事項等が説明され、池本専門家は研修で使用する手帳や記録について話しました。特に、新人助産師研修プログラムでは、外来、救急外来、分娩室、産後病棟の4部署をローテーションし、研修中に経験する症例を丁寧に評価し、各妊産褥婦や新生児に適切なケアを提供するように実施、指導することが求められていることが説明されました。また、早速、新人助産師らには、指導者から各科の特徴やケアについての講義が行われました。

本プロジェクトは、2024年12月末に終了しますが、モンゴル初の新人助産師の研修が開始し、今後、モンゴル全土の産科領域に指導的立場である国立第一母子保健センターが研修の実施を通し、その経験と教訓をウランバートル市内及び全国の産科領域の医療機関に継承し、モンゴル国民によりよい助産ケアが提供される日が訪れると思います。引き続き、保健省、保健開発センター、国立第一母子保健センター、モンゴル助産師会、モンゴル医科大学をはじめ助産分野の関係者が、新人助産師研修プログラムの実施、モニタリング、改善、全国への普及等に取り組まれることが予定されています。

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 池本めぐみ

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国立第一母子保健センターのJ.Otgombaataa総長の挨拶

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保健省の医療サービス局のTs.Khandarmaa専門官の挨拶

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JICAモンゴル事務所の川幡所員の挨拶

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開講式の様子

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J.Otgombaataa総長から研修の手帳や記録の冊子などが手渡される様子

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新人助産師、看護部の管理者らと

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開講式の集合写真

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指導者による各科の特徴やケアについての講義の様子

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新人助産師が研修の抱負を話す様子

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新人助産師が研修の抱負を話す様子