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【助産】ウブルハンガイ県保健局、ウブルハンガイ県地域診断治療センター、Esunzuilソム保健センターを視察しました

2023年8月31日から9月2日、モンゴルの助産師の卒後研修制度を強化するために独自の取り組みを実施しているウブルハンガイ県の保健局、地域診断治療センター、Esunzuilソム保健センターを視察しました。

ウブルハンガイ県保健局では、Shivaannurdev保健局長、人材担当専門官らと面談し、ウブルハンガイ県独自の「保健分野の人材、供給、社会福祉改善プログラム」を2019~2022年(2025年まで延長)に実施され、医師や看護師をはじめとした医療従事者の増加、専門研修の修了者が増加するなどの成果がみられていました。日本からは短期専門家として千葉大学の島田陽子特任教授が「日本における看護職員の卒後研修の状況」を看護職の定着への取り組みを含んだ内容を共有し、意見交換しました。

ウブルハンガイ県地域診断治療センター(RDTC)では、Dashjantsan院長、Munkhbat産科科長、副看護部長、助産師らと面談しました。Dashjantsan院長からウブルハンガイ県RDTCの歴史と役割などの説明を受けました。島田特任教授からは「日本における新人看護職員研修の状況」を共有しました。院長や副看護部長らから日本の看護職の法律と役割、准看護師の人数と正看護師への進学、新人看護職の院内での研修についてなど具体的な質疑応答がなされました。

Esunzuilソム保健センターでは、Dulamdorj 医師、Tsendsuren助産師からソム保健センターの役割や助産師の役割を説明していただきました。助産師は、助産師の免許に加えて准医師の免許を取得できた時代があり、准医師を取得している助産師は、助産師としての役割に加えて一般住民の診療(心筋梗塞や脳梗塞など)・治療・搬送の準備など多くの役割を担っている様子を確認することができました。

今回の視察を通して、看護師や助産師の人材不足への取り組み、看護師や助産師の仕事などに関する若者への広報活動、一次医療機関における人材の雇用と定着の課題などが明らかになりました。今後、これらの現状を新人助産師の研修プログラムの開発や卒後研修の強化に活かして参りたいと思います。

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 池本めぐみ

ウブルハンガイ県保健局の局長らと

ウブルハンガイ県保健局の局長らと

日本の看護職の卒後研修を説明される様子

日本の看護職の卒後研修を説明される様子

ウブルハンガイ県地域診断治療センターの院長、看護管理者・助産師らと

ウブルハンガイ県地域診断治療センターの院長、看護管理者・助産師らと

看護管理者・助産師と意見交換する様子

看護管理者・助産師と意見交換する様子

ウブルハンガイ県地域診断治療センターの妊婦健診を受ける外来

ウブルハンガイ県地域診断治療センターの妊婦健診を受ける外来

分娩室の前に常に置かれている研修用教材

分娩室の前に常に置かれている研修用教材

Esunzuilソム保健センター

Esunzuilソム保健センター