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【看護】成田短期専門家による講演とワークショップが開催されました。

2024年5月20日~29日、成田専門家(東京都健康長寿医療センター副看護部長)をモンゴルにお招きし、モデルサイトで「新人看護師研修の計画、実施、評価」に関する講演とワークショップを実施しました。昨年11月の本邦研修以降、成田専門家にはモデルサイトでのクリニカルラダー及び新人看護師研修の導入・実施に係るオンラインコンサルテーションにご協力いただき、活動進捗にあわせたきめ細かな助言や指導を受けました。今回はこれまでの取り組みをベースに5/23~24にオルホン県地域治療診断センター、5/27~28に国立第2病院で2日間の講演とワークショップを開催しました。

オルホン県では県全体の新人看護師に新人研修の機会を提供するための体制構築を目指し、モデルサイトのオルホン県地域治療診断センターとオルホン県保健局を中心に家庭保健センターやソム保健センター、私立病院、看護専門委員会等が連携しながら活動を進めています。今回も25名以上の関係者が参加し、オルホン県の状況を踏まえた具体的な研修計画の立案を行いました。また、国立第2病院では看護部や病棟看護師、新人看護師、看護学生を含む約40名が参加し、新人時代の経験や課題を共有しながらグループワークを行い、ニーズに基づく研修内容について議論しました。参加者からは「新人看護師をみんなで育てる職場づくりが大切」という意見が多くあり、新人看護師をどのようにサポートすればよいのかについて真剣に考えながら研修計画に反映していたのが印象的でした。

モンゴルでは新人看護師の入職時期が決まっておらずバラバラと就職する状況にありますが、モデルサイトでは8~9月開始を目指し関係機関と連携・調整を図りながら準備を進めています。看護専門職の一員としてその第一歩を踏み出す新人看護師が、看護師としての社会的責任や基本的態度を習得し、科学的根拠に基づく質の高い安全な看護ケアを提供するための能力を発展できるようプロジェクトとして全力で支援して参ります。

モンゴル国 医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
看護専門家 山本容子

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オルホン県でのワークショップ参加者

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オルホン県でのグループワーク

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評価面談のデモンストレーション場面

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国立第2病院での講義

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国立第2病院でのグループワーク

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研修内容について発表する看護師