About Machine Translation

This site uses machine translation. Please note that it may not always be accurate and may differ from the original Japanese text.
This website uses a generative AI

【助産】新人助産師の研修プログラムの導入に向けて指導者へのワークショップを開催しました

2023年8月22日、新人助産師の研修プログラムを開発するために保健開発センターのセンター長によりワーキンググループが設置されました。2024年5月、新人助産師の研修プログラムが完成し、保健省に提出されました。新人助産師研修プログラムは、保健省と産婦人科専門委員会に確認され、研修が実施される時期が近づいています。

新人助産師研修プログラムの導入に向けた準備のひとつに、新人助産師に指導する指導者の準備があります。新人助産師研修プログラムでは、外来、救急外来、分娩室、産後病棟の4部署をローテーションします。各部署の指導者となる助産師が新人助産師研修プログラムを知り、研修内容の確認し、指導できるように準備することが必要です。

2024年8月18~19日、20~21日に新人助産師の研修プログラムの導入に向けて指導者へのワークショップ(2日間を2回)を開催しました。全2回のワークショップには、プロジェクトのモデルサイトである国立第一母子保健センターの管理者と指導者25名、ウランバートル市内の主要な産科病院の管理者や指導者28名、保健開発センターやウランバートル市保健局の行政官、モンゴル医科大学の教員、モンゴル助産師会の理事らの合計60名が参加しました。ワークショップでは、新人助産師研修プログラム、国立第一母子保健センターにおける研修の準備の状況などが具体的に共有されました。また、佐山短期専門家(厚生労働省)が指導者の指導力強化のために「妊娠期のフィジカルアセスメント・保健指導」「分娩期の助産診断」「産褥期のケア」を新人助産師に指導するポイントを加えてご講義くださいました。また、モンゴル助産師会では、「妊産婦に対する診断技術:触診、内診」「分娩期の助産ケア・助産ケアに活かす:CTGの判読、パルトグラム」について指導者と指導方法や教材の確認をしました。指導者となる助産師からは、新人助産師研修プログラムの内容等への質問、指導のための教材へのコメントが活発になされていました。助産分野に関わるすべての関係者が新人助産師研修プログラムの実現を通して、よりよい助産ケアの提供、母子保健の更なる向上を目指し、着実に新たな一歩を進み始める決心や期待を感じていました。

プロジェクトでは、引き続き、新人助産師研修プログラムの導入に向けた準備を支援して参ります。

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト
専門家 池本めぐみ

【画像】

8月18~19日のワークショップの集合写真

【画像】

8月20~21日のワークショップの集合写真

【画像】

保健開発センターOtgonchimeg部長の挨拶

【画像】

保健開発センターDondgmaa専門官の挨拶

【画像】

新人助産師研修プログラムを説明する国立第一母子保健センターのBolorkhorloo看護部長

【画像】

佐山専門家の講義の様子

【画像】

モンゴル助産師会のBurmaa理事が触診についての指導方法や教材の確認する様子

【画像】

モンゴル助産師会のNasantogtokh理事が内診についての指導方法や教材の確認する様子

【画像】

モンゴル助産師会Ulambayar理事がCTGの判読とパルトグラムについての指導方法や教材の確認する様子

【画像】

指導者が新人助産師研修プログラムについてを質問する様子

【画像】

国立第一母子保健センターTsolmon副院長の挨拶

【画像】

モンゴル医科大学のSerjnyam先生の新人助産師研修プログラム導入への助言