国道二号線(アンタナナリボ-トアマシナ間)におけるマングル橋及びアンツァパザナ橋改修計画
Project for the Improvement of Mangoro Bridge and Antsapazana Bridge in the National Road No.2 (Antananarivo Toamasina)
実施中案件

- 国名
- マダガスカル
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2019年9月~
- 供与額
- 25.96億円
プロジェクト紹介
マダガスカルでは、国際貨物の約9割を取り扱う最大商業港のトアマシナ港から、荷揚貨物の75パーセントが国道二号線を経て首都アンタナナリボ市へ輸送されており、さらに2035年にはコンテナ貨物量が現在の4倍になることが予想されています。しかし、国道二号線のうち唯一の単線箇所となっているマングル橋とアンツァパザナ橋では車両がすれ違うことができず、物流のボトルネックとなっています。また、両橋は建設50年以上を経過し、老朽化と損傷が進行しています。さらに、歩道と車道が分離されていないため、交通事故の多発が懸念されています。この協力では、アンタナナリボ市とトアマシナ市を繋ぐ国道二号線上に位置するマングル橋とアンツァパザナ橋の架け替えによる2 車線化とアクセス道路の整備を行うことにより、輸送能力の改善を図り、国内および周辺国における物流の活性化に寄与します。