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マスタートレーナー(MT)研修モジュールの国家承認に向けたステークホルダーワークショップの開催

2025年10月15日

2025年10月14日、ダッカにて、MT(マスタートレーナー)研修モジュールの国家承認に向けたステークホルダーワークショップが開催されました。本ワークショップは研修モジュールの正式導入に向けた重要なステップとなります。
プロジェクトでは、2024年2月と11月に2回のMT研修を実施し*1、育成されたMTは各対象看護大学・連携病院において看護の専門性向上の促進をリードしています。プロジェクト終了後もMT研修を持続可能な形で継続してもらうため、研修モジュールを最終化し、国家承認を得ることを目指してきました。
国家承認に向けたプロセスとして、2025年7月に第2回テクニカルワーキンググループ(TWG)会合を開催し、カウンターパートである看護・助産総局(DGNM)から総局長、管理部長、教育部長らが参加しました。TWGではMT研修モジュールに対し軽微な修正が求められましたが、内容自体にはおおむね合意が得られました。その後、修正を反映したセミファイナル版をDGNM総局長および管理部長へ提出しました。また、プロジェクトでは、MT研修モジュールと併せて現場レベルでの活動が継続できるよう臨地実習強化のためのナビゲーションガイドも同様に作成しており、TWGでの確認を経てナビゲーションガイドも最終化されました。

ステークホルダーワークショップでは、保健家族福祉省(MOHFW)、DGNM、バングラデシュ看護助産審議会(BNMC)、バングラデシュ看護協会(BNA)、パートナー機関のほか、重点対象看護大学2校と連携2病院からも学長・看護部長・MTが参加し、総勢48名の参加がありました。議長を務めたMOHFW医学教育・家族福祉局(MEFWD)の次官補(Additional Secretary)は、プロジェクトへの理解が深く、議論は円滑に進行しました。参加者からは長期的な運用や研修モジュールの内容について活発な意見が出されました。MOHFW側からも多くのコメントが寄せられ、今後の省内プロセスに向けて手応えを感じる機会となりました。
今後は、ワークショップのコメントを整理し、議事録とともにMOHFWへ提出して省内での承認にむけた働きかけを進める予定です。本取り組みを通じて、MT研修の持続的な実施体制の確立を目指します。


*1 MT研修の様子は過去の記事を参照。
第1バッチ:2024年2月29日「対象看護大学、臨地実習協力病院の看護師を対象にしたマスタートレーナー研修の実施
第2バッチ:2024年12月1日「マスタートレーナー(MT)研修(第2バッチ)を終え、合計64名のMTが育成されました

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ステークホルダーワークショップの様子。50名弱の参加があった。

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議長を務めたMEFWD次官補。